Rosso Laboratory

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主に鉄道模型シミュレーター(VRM)などの仮想鉄道アプリを扱うブログです。またHDR写真の記事も書いています。

天球テクスチャーの作り方

以下の天球テクスチャーの作り方は、私と啓明さんとの情報交換から生まれたやり方です。このブログと啓明さんのブログを追っかければわかることなのですが、今となってはそれも大変そうなので、ここにまとめます。

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①素材の準備

・3D景観ソフトで作成。(Vue6等)
・写真から作成。(PanoramaMaker4等)

等々が考えられますが、勿論お絵描きするという手もあります。兎にも角にも360°パノラマの絵を準備します。私はVue6を使っていますので、これに則して書いていきますが、これはほんの一例だと思ってください。


Vue6の場合、レンダリング設定で、

・最終レンダリング
・別ウィンドウでレンダリング
・縦横比8:3、1600×600
・パノラマレンダリング 360°

とすれば良いでしょう。尚、Vue6の具体的な使用方法は省きます。


②縮小とトリミング

上の設定でレンダリングすると1600×600のサイズで画像を得られますが、VRM4の天球テクスチャーは1024×256なので、まず縦横比を維持して縮小します。


<私はCorel Photo-Paintを使用>

そうすると、1024×384になるので、上下部分をトリミングします。
が、地平線の高さを合わせる必要があるので、1024×384の画像データも残しておきます。



これで、1024×256のVRM4用天球テクスチャーが一応完成するので、VRM4上で確認します。そこで、地平線の高さや方角等を確認し、思い通りになっていないようなら、前の工程に戻って、トリミングし直したり、水平方向にオフセットさせたりします。

なお、VRM4上では天球テクスチャーは反転して貼り付けられますので、文字があるような場合には反転させる必要ありますし、方角は

(左端)南-東-北-西-南(右端)

となります。この工程は、作り直しとVRM上での再確認を結構何度もする部分です。この辺の調整も全部出来たら、次の工程へ進みます。


③継目消し(シームレス化)

上記までで一応天球テクスチャーは完成しているのですが、VRM4の天球の特徴として左右4ドット分が表示されないということがあり、この状態では南の方向に継目が出来ます。そこで、なるべく継目が目立たないように継目消しの作業をします。

上記で完成した1024×256の天球テクスチャーを1016×256へと水平方向だけ縮小します。カットではなく、圧縮です。



そうしたら、今度は1024×256に戻すべく、用紙サイズを左右均等(つまり左右4ドット分)に拡大します。引き伸ばすのではなく、余白分の追加です。



そうすると、左右4ドットの白い部分が出来るので、色の付いた端部1ドット分の縦画像をコピーして、その左右4ドット分を埋めます。



この作業は、画像のマスク処理等に慣れていないとちょっと面倒かもしれないですし、ある程度の機能を持ったペイント系ソフトを持っていないと出来ないのですが、これをやらないと微かに南に白線が出現してしまいます。

で、これをpng形式で保存して、完成です。

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さて、そんなこんなで、今回完成させた異世界シリーズは以下の通り。


<vz17_OutInTheCold.png
(タイトルはJudas Priestの曲から)
宇宙空間です。


<vz18_FutureWorld.png
(タイトルはHelloweenの曲から)
大気汚染が進んで、空が緑になったというイメージです。


<vz19_Eruption.png
(タイトルはVan Halenの曲から)
火山が噴火したようなイメージです。

(今回の曲はどうもPVが無いものばかりだったようなので、FFの映像や写真と合成された動画ですが、これがアルバム収録曲の音なんで、まぁイイかなというところ)

この3点はまた後日foxさんに公開をお願いしようと思っています。