という訳で、何故かはわからんですが、いきなり短期集中連載スタートです。
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方法論①:まず「作りたいモノありき」というパターン。
こんなことを書くと、「何を当たり前のことを言っているのだろうか? 作りたいストラクチャーや欲しいストラクチャーがあるから無理矢理作っているんでしょ?」と思う人がもしかすると多いのかもしれませんが、必ずしもそういうものだけではないだろうと私は思っています。
勿論、「こういうものが欲しい」という動機で作り始めることは多いような気はしますが、作りたいモノや欲しいモノを完成させるという行為は、結構高度な技術と豊富な知識や経験、そしてそれなりのパッケージ数が必要なので、どちらかと言えば結果としてマイナーな部類に入るのではないでしょうか。つまり、考え方としてはメジャーだろうと思うのですが、結果として、つまり完成させられるという面ではマイナーじゃなかろうかということです。
これは、junichi氏やghost氏、漆黒氏といった無理矢理ストラクチャー界のベテラン陣の方々が実現はしていますが、初めて無理矢理ストラクチャーに挑戦しようとする人が、いきなりこのパターンで挑戦しようとするのは、途中で挫折する可能性が高く、危険があるだろうと思っています。
どういうことかと言えば、
1)作りたいモノを作る為に、なるべく細かい「要素として使える部品」を使うことが多い。
2)よって、その「要素として使える部品」をなるべく多く所有し把握しておく必要がある。
3)細かい部品が中心になるので大量にその部品を使うことが多く、力技となるし時間もかかる。勿論、様々なテクニックも必要となる。
4)作る前に構想と使用部品を固めておく必要がある。
ということです。この中ではとりわけ4番目が重要で、「何となく出来るかなぁ」という状態でスタートしてしまうと、途中でどうしてもふさわしい部品が見つからなくてストップしてしまうなんてことが私の場合よくあります。ストップした後に何とか探し出して完成させられるということもありますが、そのままお蔵入りということもあります。よって、それなりに細かい部分まで構想段階で固めておかないとイチかバチかとなる訳で、その構想を練っておくためにはそれなりに経験が必要なのだろうと思われます。
ということで、このやり方は、上級者向けの無理矢理ストラクチャーの作り方だと思って、いきなり採用はせずに最終的な目標とする方が良いでしょう。

<細かい部品をたくさん使った作例・・・の中でもかなり小さいもの>
さて、それでは初めて無理矢理ストラクチャーに挑戦しようとする人はどうすれば良いのか。それが次のやり方だろうと思います。
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方法論②:とりあえず「色々組み合わせてみる」というパターン。
使えそうかなと思った部品をレイアウター上になるべく多く配置して組み合わせ、ビューワーで見て確認してみるというやり方です。ハッキリ言って、これは「運任せ」(笑)という感は強いですし、必然的に作りたいモノを作るのではなく、作れそうなモノを作るということになるでしょう。「コレだ!」というものがすぐに見つかることもあれば、全く見つからないこともあります。しかし、重要なことはこういった様々な組合せを試し、ビューワーで何度も確認するという行為自体です。これが知識と経験の積み重ねになります。
つまり、
1)何度も見ていれば、部品単体の形状や部分的な特徴を把握できる。
2)異なる部品と部品の相対的な大きさの違いを把握できる。
3)何度も繰り返しているうちに、何時か使えそうな組み合わせを発見できる・・・こともある。
ということで、その場で無理矢理ストラクチャーが完成できなくても、何時か役に立つ可能性があるものが蓄積される訳です。運が良かったり、勘が鋭かったりすれば、いきなり無理矢理ストラクチャーが完成することもあるし、出来なくとも方法論①のやり方を目指す為の良い練習にもなるだろうと思いますが、まぁ焦らずにコツコツとやっていくことが大切です。

<同じ部品や異なる部品を幾つも組み合わせて様子を見ているところ>
頭の中で考えを巡らせることも重要ですが、ビューワーを何度も立ち上げ、自分の目で部品をよく見て、試行錯誤しながら経験値を積み重ねていく方が結果として早い場合もあるということですな。表示が不十分なレイアウター上だけで幾ら頑張っても、多分この辺の感覚は向上しないことでしょう。
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そんな訳で、初めて無理矢理ストラクチャーに挑戦しようとするならば、方法論②のやり方で練習したり完成させたりし、、最終的には方法論①を目指すという形がイイんじゃないかなと私は思っています。まぁ、いきなり無理矢理ストラクチャーに固執するよりも、すぐに使えるストラクチャーをディテールアップさせる練習(例えば、一般住宅を単純に置くだけでなく、庭や塀や基礎といったものも組み合わせる等)がまず先だろうとは思いますが。
ちなみに、方法論①のような無理矢理ストラクチャーを完成させると、周りからは「これはすごい」という評価が付くでしょうが、方法論②のような無理矢理ストラクチャーを完成させると主にアイデアが評価される傾向になるでしょうから、周りからは「これは面白い」という評価が付きやすいような気がします。まぁ、どちらにせよ、ネットVRM界隈では、無理矢理ストラクチャーは努力やアイデアの結晶という感じで高い評価が付きますので、ネットVRM界隈で良い評価を得たいならば、ちょうど良い題材になることでしょう。
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という感じでグダグダと書いてきましたが、結局のところコイツも「習うよりも慣れろ」という世界なので、こんな能書きみたいなものはあまり意味がないんですな(すみませんねぇ、こんだけ長い文章に付き合せてしまって結論がこれじゃ:笑)。
それでは、次回から様々な部品とその使用例を見て慣れていきましょう、ということで本連載「How to build MURIYARI(No.0)」に続きます。