ということに関しても、国際鉄道模型コンベンションでアイマジック社に聞いてきましたので報告します。
「矢橋ホキVRM車両化計画」についてはコチラを御覧下さい。
あまり興味のない人のために結論から書きますと、「3Dデータ送付は特に必要ない」という結論です。
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アイマジック社からは「参考にさせていただきました。ありがとうございます。」とは言われましたが、それは社交辞令というものでしょう。少し踏み込んだ話もしてきましたので、それはすぐにわかりました。
まず、使用しているソフトはLightWave3Dであることは確認しました。が、その後にも幾つかのソフトを使っているとのこと。1つはUV関連のソフトだろうと思います。ただこれは一般的なものであり、独自ツールも使っているというニュアンスだったので、多分その後にも独自のゲーム向け最適化ツールみたいなものがあるのだろうなぁという印象を持ちました。
前にも書いたかもしれませんが、同じソフトで打ち合わせをして仕様を決めても、データのやりとりにはトラブルがつきものの世界。使用ソフトが違うという点はやはり致命的というところでしょう。
「例え3Dデータがあったとしても、それが正しいかどうかは写真がなければわからない。故に判断材料は写真のみ」ということで、あくまでも写真重視ということらしいです。
まぁ、あのホキ9500はUSO800鉄道氏の手により、宣伝活動に役には立ったと思っていますし、大分遊びにも利用されているので、私としては満足していますがね。
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さて、moko氏の日向車両mini「スクウェアィマジック」の記事に
資料取材の話題になり、なんでも老舗の模型屋さん(例題:MM)ともなれば、車両基地等の責任者と杯交わす仲だったりして、床下や台車など取材し放題なんだそうで、羨んでいました。
普通、鉄道会社が協力してくれる訳がないので、動画や写真で屋根から側板、床下まで自力で調査するのがやはり大変なんだそうです。
とあります。このmoko氏の話と私がホキ9500の3Dモデルを作った時の経験から、「資料写真を送付するならばこうした方が良いのではないか?」と思う点が幾つかあるので、今後の参考として書いておきます。
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①床下の写真は出来るだけ多く撮った方が良い。
これについてはアイマジック社も私も全く同じ意見です。多くの写真は車両全体を画面に収めているので、床下部分の表示が小さいですし、影になっていてなかなか読み取れません。私がホキ9500をモデリングした時も、どうにもわからなくて、USO800鉄道氏に「写真撮って送ってくれ~」と連絡をいれました。なるべく多く、そして影になって見えない部分がないように色々な角度からも写真を撮った方が良いでしょう。
②妻面・連結面も出来るだけ多く撮った方が良い。
これも①と似たようなものです。ホキの場合は妻面はよく見えたので問題なかったのですが、何両も連結されている列車の場合は、やはりあまり写真に写る部分ではないので、意識的に撮影する必要があると思います。また、ホキの場合でも連結器の周辺はわかりづらかったので、様々な角度から撮影しておいた方が良いでしょう。
③何とか上面の写真を撮るべき。
これもアイマジック社と同じ意見なんだなぁと思いました。やはり撮影しにくいアングルなので重要なポイントです。ホキ9500の場合、確か1枚だけそのアングルがあったので、貨車の内面が作れたという経緯がありました。
④全体と部分を撮って整理すべき。
上記3項目に言えることですが、部分的な写真でも、その全体像とクローズアップ写真の両方があると良いでしょう。思いっきりクローズアップの写真だけだと、どの部分のクローズアップなのかわからないですから。○○部全体、○○部詳細というようなファイル名をつけると相手も把握しやすくなります。
⑤少なくとも1枚はサイズ比較できる写真が必要。
寸法図があればベストですが、なければ大きさの基準となるものと一緒に撮影すると良いでしょう。測量用のアルミスタッフなんかと一緒に撮影するとベストですが、誰でも持っているものではないでしょうし、立ち入り禁止では横におくこともできないでしょう。なので線路幅を基準にすると良いのかも。具体的には車両正面・妻面側の真正面から線路を含めて写真を撮り、線路幅の寸法を採寸して記載しておくということです。こうすることによって車体のサイズが割り出せます。
⑥出来れば動画もあった方が良い。
写真は鮮明に写りますが、奥行きを把握するのが難しいです。なので、あまり鮮明には写らないですが、奥行きや立体感を把握するために動画があると良いのではないでしょうか。といってもそう思うだけで、これについてはあまり断言はできないです。私は動画を参考にするということはやったことがないですから。
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といったところなのですが、本当はこれをアイマジック社から言って欲しいところですな。こちらはあくまでも推測ですからねぇ。モデリングに対する考え方も違うかもしれないし。まぁ、写真を貰う立場なのに、あれこれと注文を多くつけるのは申し訳ないと思っているのかもしれませんが、無駄な労力にしない為の情報だけは欲しいところです。
また、重要なことは、自分がモデリングするならば、どういう写真が欲しいのかを考えた上で撮影するということが必要だろうと思うのですが、実際にモデリングした人でないと、これはなかなか難しいかもしれません。なので、それがよくわからないという人は質より量で攻めた方が良いでしょう。一応、上記で書いたことも踏まえた上で。
なお、万が一、これを見て取材しようと思ったとしても、迷惑になることや危険なことは絶対にしないように。多分、撮影会や静態保存車両の撮影から始める方が良いでしょうね。
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VRMoNLINEによって販売形態が変わるので、鉄道会社のライセンス毎にまとめられることもないでしょうから、今までのような国鉄・JRの長編成だけでなく、私鉄や単行の登場も大いに考えられるのではないでしょうかね? となれば、各地のユーザーによる取材合戦なんてことも今後起こるのかもしれないですな。江ノ電がVRMoNLINEのトップを飾って登場しているのはそんな意味合いがあるのかも、と相変わらず邪推するZioですよ。
・・・そういえば、プレミアムトレインチケットは今後どうなるんだろう?