Rosso Laboratory

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主に鉄道模型シミュレーター(VRM)などの仮想鉄道アプリを扱うブログです。またHDR写真の記事も書いています。

VRM4CVSSサンプル5「自動機回し」

一応最後のつもりのサンプル第5弾は、自動機回しです。



ここでは、
VRM4CV標準化編成用スクリプト(テスト用機能限定版)
VRM4CV標準化ASCセンサー(一般型)
VRM4CV標準化ASCセンサー(単機専用型)
VRM4CV標準化ASCセンサー(方向判断型)
VRM4CV標準化自動合流ポイント用スクリプト
VRM4CV標準化自動合流ポイント用センサー(直進方向)
VRM4CV標準化自動合流ポイント用センサー(分岐方向)

を使用しています。



<解説>
詳細はレイアウト内に書き込んでありますが一応説明します。

まず右から編成が進入し、①の赤い「ASCセンサー(方向判断型)」を踏みます。このセンサーは右から進入した場合のみ発動し、指定距離を走った後に解放(貨車切り離し)動作に移行します。

②のセンサーでポイントを直進し、次の黄色いセンサーを踏みますが、これは「ASCセンサー(単機専用型)」なので貨物を牽引している状態では発動しません。

解放後、機関車は直進し、③の赤い「ASCセンサー(一般型)」を踏み、ポイントセンサー2つを通過し切ったところで反転即発車します。

すると紫の「自動合流ポイント用センサー(分岐方向)」によって分岐方向に進み、⑤の赤い「ASCセンサー(一般型)」を踏み、またポイントセンサー2つを通過し切ったところで反転即発車します。

⑦(前述の②)のセンサーでポイントを直進し、次の黄色いセンサーを踏みます。今回は機関車だけなので、その⑧の黄色い「ASCセンサー(単機専用型)」が発動して減速。ゆっくりと貨物にぶつかって連結します。

で、今回はこのあと自動的に再発車するようにしてあります。



それに付け加えて、シキ1000には積荷を消したり現したりという動作も組み込んでいます。

今回はEH10とEF210という機関車の車両数が違うもので試し、それぞれスクリプトを変更していたのですが、それも面倒なのでユーザー設定項目に機関車の車両数を追加して、簡単に変更できるようにしようと思っています。

また、沖ノ鳥島氏の「自動機回し運転素材レイアウト」を見ると、「反転切り離し」とも呼ぶべき技が使われており、「なるほど。これで編成名が長くなるのを抑えることが出来るなぁ」と思っているので、なるべく取り込んでいく方向で考えています。この件は、車両テクスチャー切替等にも絡んできそうな内容なので、色々とテストしてみないとどちらを採用すべきかは決められません。

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さて、このEH10とEF210ですが、実は一部動作が異なります。EF210の動きにはおかしい部分があります。それは、



連結しようと減速していきますが、急に加速して貨車にぶつかることです。

これが前回述べたSTV系速度制御」と「ASC系速度制御」が同時に発動させることが出来てしまう問題点です。どういうことかというと、

⑤の「ASCセンサー(一般型)」で本線に戻って反転した後、即発車する速度制御は「STV系速度制御」です。そして、⑧の「ASCセンサー(単機専用型)」による減速は当然「ASC系速度制御」です。この2つが同時に実行されてしまい、且つ先に実行された「STV系速度制御」が完了する前に、後から実行された「ASC系速度制御」が完了してしまっているため、減速されて低速になったのに「STV系速度制御」によってそちらの速度に引き戻されてしまうのです。



2つの「速度制御」があることは便利ですが、落とし穴もある訳です。

さて、それではこれの解決策ですが、それはSTV系速度制御」のキャンセル技です。以前何処かで見た覚えがあり調べたのですが、VRM入道「まさにサンダーバード」にて、啓明氏が使っていた技として紹介されていました。で、今回はそれをそのまま使わせてもらいました。EH10のスクリプト内で、

//AutoSpeedCtrlメソッド
BeginFunc MethodAutoSpeedCtrl
Var Temp
GetCurrentVoltage Temp
SetTimerVoltage Temp 10

AutoSpeedCtrl VarASCDistance VarASCVoltage
EndFunc


この黄色い部分が「SetTimerVoltage」のキャンセル技ということになります。「SetVoltage」でもいけるかと思っていたんですが、そちらは駄目でした。


<本レイアウトの操作>
これも運転上は特に操作の必要はありません。

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ということで、ダウンロードはコチラから。これはVRM4第7号だけで使えるはずです。