
<滝は地形テクスチャー+滝の透過アニメーション部品を使用>
やはり地形の表現力は圧倒的ですなぁ。2Dが苦手でもTrainzの機能がうまくカバーしてくれる感じですわ。絵心に自信が無くとも、恐らく誰でもが比較的簡単にリアルな感じを出せるんじゃないでしょうかね。
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<違いが判り易いように滝の地形テクスチャーにて>
ご覧のように、地形テクスチャーは同じテクスチャーでもサイズを変えたり、向きを変えたりすることが出来ます。よって、例え同じテクスチャーを連続して使用しても、この機能を使えばVRMのようなマス目状になることを避けることも出来るでしょう。・・・実際には多数のテクスチャーが使えるので、そんな必要はないでしょうけどね。
また、一点鎖線の円内のように、境目の部分は最大3つ程度のテクスチャーの影響を受けるようです。よって、VRMのブレンディングとは違い、テクスチャーを重ね塗りするような感覚で作業が出来ます。これにより複雑且つ自然な融合を表現できるでしょう。更には、テクスチャーが写真から作られているようなので、質感のリアルさは言うまでもなし。
まぁ、それ以上に全て3D上で作業できるというのが大きいんですがね。
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<TRS2006ではkenichiro氏も組み込んでいるjosefpav氏のレールが一番質感が高いと思われる>
次にレールの敷設ですが、これはVRMと比べると一長一短がある気がします。
Trainzはスプライン制御で敷設するので、VRMで言うところの「全てフレキシブルレールを使う」感覚に近いと思われます。まぁ、そこまで面倒ではないですが、綺麗なRを描くためには、それなりに慣れが必要な感じです。故に、鉄道模型の道床付きレールのようにキッチリとした感じが好きな人は多少苦労するかもしれません。・・・が一方で、ローカル線のような、直線であっても少し歪んだ感じが好みならば、こちらの方が遥かに楽でしょう。Trainzを使うまではVRMを「鉄道模型的」と感じることは少なかったですが、このレール敷設を経験するとVRMが非常に「鉄道模型的」であることを感じずにはいられません。
さて、私はどちらかと言えば前者のようなキッチリした感じが好みなので少々苦労しましたねぇ。綺麗な直線にするために、制御点の影響を排除するためのコマンドもありますが、それでもカーブの入口や出口を綺麗にするためには、何度か修正していく必要があります。一番上の絵では、トンネル出口のレールが少し折り曲がって変な感じになっていますが、アレが修正していない状態です(なお、fixed truckというあらかじめ角度とRが固定されたレールも存在するが、私が使いたいレールでは存在しないようなので使用していない)。
一方、トンネルポータルの設置に関しては、Trainzの圧勝ですわ。地形をカットする必要もない(自動的に透過してくれる模様)し、配置するとポータルの周辺地形が自動的に少し盛り上がってくれるし、難しい要素は何一つ無いですよ。
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・・・と、一見イイこと尽くしのように見えますが、そうではない部分も当然存在します。実のところ、上記のようなレイアウト作りに辿り着くまでが一苦労。
数万点という膨大な部品を無料でダウンロードして使えるというのは良いんですが、過去のバージョン用の部品をダウンロードして使おうとすると、config.txtの構文の違いからエラーメッセージが出て、使えたり、使えなかったりします。また、従属関係の問題において必要な部品が揃わないということもあり、エラーメッセージを読んで修正したり、無い部品を探したりしなければならないんですが、当然ながら全て英語。故に疲れますな。

<CMPから修正する>
config.txtの修正はVRMスクリプトと比べれば簡単だろうとは思いますが、何せ全てが英語なので、アルファベットを見るのもイヤだという人には向かないでしょう。・・・って、そんな人はTrainzに手を出さないか。
エラーが出てても特に問題なく使えるというパターンも結構あるし、タダで落としたものだから最悪諦めて他を探すという手もあるので、そんなに恐れる必要もないですが、かなり高い確率で何らかのエラーには遭遇するはずなので、一応覚悟はしておいた方が良いでしょう。
ここ数日はエラーと格闘してばかりだったしなぁ・・・。英語圏だけではないせいか、スペルミス的なものも結構多かった感じがするけど、もしかすると各言語仕様版のせいなのかもしれない。それに加えて、部品名がドイツ語やイタリア語らしきものもあるので、部品点数が多いTrainzではコレが結構難敵だったりもしますわ。
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最後にストラクチャーを配置してソレらしく。

<山に木を植え忘れたけど>
植生はスプライン配置タイプのものを大量にダウンロードして使っているので短時間で配置できて楽チン。わざわざ1本づつ配置する必要はないです。
それにしても、この画質でバーチャル空間を自由に動けるんだから、良い時代になったものですわ。街並みよりも自然の風景を中心に情景を作るなら、日本的なストラクチャーはあまり無くとも問題ないでしょう。まぁ、あるに越したことはないですけど。
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<追加:Driverにて走らせてみた>

この画像だけではサッパリ判らないでしょうが、走行中に連結を解放すると慣性で貨車も走行したままになります。また、貨車が停車している場合、坂であれば重力に従い、自然と下っていくようです。停車時の解放後、勝手に貨車がユルユルと反対方向に動き出し、暫くして停車したので「何故に?」と思ったのですが、よく見てみると線路に勾配がついていました。
凄いね、こりゃ。物理演算もあるんですか。脱線やら衝突やらがあるのは知っていましたが、ここまで再現されているとは驚いた。