
こちらは夕焼けとその影になった「さいたまスーパーアリーナ」で、機材は1年前の写真なので「PENTAX K5」+「PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL(IF)DC WR」です。

<露出補正±0、1/400、F13、ISO3200>
明るい空と暗い建物を1つの画面に写すと、このように明るすぎて夕焼けが綺麗に写っていないし、暗くて建物もよく見えないという中途半端だらけな写真が出来上がります。これを改善するのがHDR写真です。
作るためにはAv(絞り優先)にして露出ブラケット機能を使い、露出-2、±0、+2ぐらいの少なくとも3枚の写真を撮影します。

<露出補正-2、1/1600、F13、ISO3200>

<露出補正+2、1/100、F13、ISO3200>
撮影して帰ってきたらPCでHDR合成をします。使用ソフトは「AuroraHDR」がオススメです(LuminarNeo+HDRmergeでも可能ですが細かい調整は出来ません)。

するとこのように

夕焼けも建物も綺麗に写った写真が出来上がります。これが一般的なHDR写真の作り方です。
しかし画面内に高速で動く物体があったり、露出補正+2の写真撮影時にシャッタースピードが遅くてブレたりして上手く合成できない時があります。そんな時には露出補正-2の写真1枚でHDR合成をする方法もあります。但しこの合成をやるためにはJPEGではなくDNGなどのRAWデータが必要です。

露出補正-2のRAWデータ1枚からでもこのような写真が出来上がりますが、無理して露出を持ち上げて現像しているため猛烈なノイズが発生します。ですから「PhotoDirector」などのAIノイズ除去機能を使う必要があります。

明るすぎる白トビはRAWデータでもどうにもならないですが、暗い方なら結構対応できるので写真撮影時には
①写真は暗めの露出でも撮る
②JPEGだけでなくRAWでも保存しておく
